新型コロナウイルス感染症が大きく広がり、国民生活に甚大な影響を与えてい
る中、 生活支援のため、 全国民一人一人に、 10 万円が給付されることが、 4 月
20 日に閣議決定されました。この予算の成立後、ただちに総務省より、市区町
村を通じて、どういう方式で給付を受け られる かなどの事務手続きなどが明ら
かになっていく予定ですが、給付金に係る詐欺が懸念されます。

新型コロナウイルスに係る、詐欺事案はこれまで

・「ＰＣＲ検査を受けさせてあげる」 （そのようなことは出来ません

・「個人の既往症などを聞かれた」 （個人情報の収集は違法

・「”給付金”配布につき、お客様の所在確認と称し、こちらのアドレスにメールを」
携帯電話 会社を 名乗る 詐欺）

・「助成金５０万円を振り込むので、キャッシュカードの暗証番号と口座番号を
教えて」（行政からそのような問い合わせはありません）

などの不審な電話やメールが横行し、詐欺行為 の報告が上がっています。
今後、要注意の状況となりつつあります。
ついては、以下の点に留意していただき、詐欺に遭わないよう、互いに
十分に注意していきたいと 思います。

☆給付金や助成金 に関して、電話、メールなどを通じて、役所から問い合わせ、
案内などは 絶対にありません。

☆心当たりのない送信元から怪しいメールや SMS が届いても、反応しないよう
にしましょう。

☆絶対に口座情報や暗証番号等を教えたり、キャッシュカード等を渡さないで
ください。

☆不審に思ったら、１１０番もしくは、消費者ホットライン：「 １８８ （いやや！）」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の 3 桁の電話番号 です。
ここにかけて相談してください。